IT音痴のママにNFTについて分かりやすく説明してみた

しまりす

最近NFTってのが流行ってるんだけど知っている?

ママっち

え?何それ?美味しいやつ?

しまりす

食べ物ちゃうし、、Non-Fungible Tokenやで

ママっち

Non-Fu・・、なんだって??

しまりす

ノン ファンジブル トークン!絵描いて売れるんだよ

ママっち

え、何それ!?私も絵描いて売る!この絵売れるかな、、

しまりす

・・・なめんなや

こんにちは!しまりすです。

みなさん早速ですが、NFTってご存知ですか?

「NFT?なにそれ?美味しいの?」という人や、「なんか聞いたことある!」という人もいるかもしれませんね。

NFTとは、Non-Fungible Token(ノン ファンジブル トークン)の略称で、日本語では「非代替性トークン」なんて呼ばれたりします。

???ちょっと何言ってるか分かんないっす、、
ですね、、ぶっちゃけ呼び方なんてどうでもいいんです。

みなさんSNSって今や普通に使ってますよね?LINE、Twitter、Facebook、instagram、TikTok・・・
SNSって、Social Networking Serviceの略で「ソーシャル ネットワーキング サービス」のこと。

でも誰もそんな訳の分からない横文字を意識して使ってないと思います。

正式名称なんてどうでもいいんです!(大切なので二回目!)
使えればいいんです。

なのでこのブログでは、IT音痴のママにも分かるように、NFTについて分かりやすく説明したいと思います。

※本ブログでは分かりやすさに主眼をおいているので、厳密な定義とは微妙にニュアンスが違うかもしれませんがご容赦ください。

目次

ファンジブル(Fungible)とは?

NFTの説明を始める前に、「ファンジブル」と「ノン ファンジブル」の説明からしましょう。

まずは「ファンジブル」から。

ファンジブル:「代替性(替えが効く)」、「交換可能な」という意味

例を見てみましょう。

皆さんの持っている千円札。これは交換可能でしょうか?

もし他の誰かに、「俺の千円札と君の千円札を交換してくれよ」と言われたら、「いやいや、あなたの千円札とは価値が違うから交換できないよ!」と言う人はいないでしょう。

つまり、皆さんの持っている千円札は「替えが効く、他と交換可能な物」ということになります。
お金というのは基本的にファンジブルな物なんですね。

自分の千円
    ←交換可能→
あなたの千円

もう一つ例を見てみましょう。

あなたの持っている野球のボール。これは他の誰かと交換可能でしょうか?

よっぽど自分のボールが新品だとか、相手のボールがボロボロ過ぎる!とかでない限り、基本的には交換可能ですよね。つまりこれもファンジブルな物です。

このように、他に替えが効いて、等価的に交換できる状態を「ファンジブル」と言います。

ノン ファンジブル(Non-Fungible)とは?

では次に「ノン ファンジブル」について説明します。

ノン ファンジブルは先ほどのファンジブルの逆です。つまり、

ノン ファンジブル:「非代替性(替えが効かない)」、「交換不可能な」という意味

先ほどのボールの例を見てみましょう。

普通のボールはファンジブルな物でしたね。ではこれが、イチロー選手のサイン入りボールで、しかも2000本安打を達成したときの世界にたった一つのボールだったらどうでしょう?

他の誰かに、「そこの店で買ったこのボールと交換してくれ!」と言われたら交換しますか?

姿・形は全く同じボールでも、イチロー選手のサイン入りボールは、そこらのボールとは価値が全く違うはずです。
つまり、イチロー選手のサイン入りボールは「他に替えが効かないノン ファンジブル」な物というわけです。

お店で買ったボール
      ←交換不可能→
イチロー選手のサイン入りボール

もう一つ、例えば「土地」を想像してみてください。

みなさん家を購入するときに、まずは土地を買ってその上に家を建てますよね。

ではその土地って誰のものでしょうか?

当然、何千万、何億とお金を払って購入したあなたのものですよね。そして、登記手続きをして、世の中に「この土地は私のものだ!」と証明しているわけです。

つまり、その土地の所有権はあなたにあり、他に替えが効かない唯一無二のノン ファンジブルな物となります。

NFTとは? -デジタルデータへの拡張-

ここまで、千円札とか野球のボールとか、実際の物(アナログな物)を例に「ファンジブル」と「ノン ファンジブル」について説明しました。

NFTというのは、この考え方をデジタルデータにも適用したものになります。

つまり、NFT(ノン ファンジブルトークン)とは、

NFT:「替えが効かない、唯一無二のデジタルデータ」
     ※デジタルデータ:画像データ、音楽データ、仮想通貨、Twitterの投稿文など

先ほど「ノン ファンジブル」な物として例に出した、イチロー選手のサイン入りボールや土地など、物理的な物については、誰がその所有権を持っているのか?この世にたった一つの物なのか?など、簡単に証明できていました。

しかし、写真やアート作品などのデジタルデータについては必ずしもそうではなかったのです。

例えばSNSのアイコンなどは、ネットで拾ってきた画像や自分で撮った写真などをアイコンにしている人が多いと思います。
でもそういったものって、他の人も同じようにネットからコピーしてこれるし、自分で撮った写真だって、他の人に勝手にコピーされて使用されてしまうこともあります。

それは、そういった画像の所有者がはっきりしていないからです。もちろん、写真を撮った本人は「これは私が撮りました!」って言えますけど、それを誰も証明できませんよね。

このように、デジタルデータについては、複製され放題、時には違法コピーもされてしまうような状態だったわけです。

そこで、デジタルデータについても、所有者が誰かをはっきりさせ、唯一無二の価値を付けれられるようにしたものがNFTです。
一つ一つの画像に、目に見えない自分の印鑑みたいな物を押して、「これは確かに私の物です!」というように宣言しているようなイメージです。

ちなみにNFTの話をしていると、よく仮想通貨(ビットコインとかイーサとか聞いたことあるでしょうか?)も一緒に話題に上がることがあるため勘違いしてしまう方もいますが、仮想通貨はNFTではありません。

仮想通貨は、要はお金なので、最初の千円札の例と同じように他の仮想通貨と等価交換可能なものです。つまり仮想通貨はファンジブルトークン(FT)となります。

NFTの価値とは?

何となくNFTの概要が分かったところで、それが何なの?という話。

そこでちょっと考えてみてください。

ダイヤモンドって何で価値があると思いますか?

もちろん、綺麗で、見てるだけでどこか吸い込まれそうな不思議な輝きがある!というのもあるかもしれません。
でも、価値が高い一番の理由は、やはりその希少価値だと思います。

ダイヤモンドの原石を採掘するコスト、たとえ採掘できたとしても、原石からダイヤモンドとして使用できる品質、大きさのものは極わずかです。
そのため、市場への流通量が極めて少ないため、ダイヤモンドの価値は高まります。

同じことがNFTにも言えます。
簡単にコピーできなくて、所有者が紐づけられたデジタル作品は唯一無二の物。まさにこの世にたった一つしかないわけです。そこに、ダイヤモンドと同じような希少価値が生まれてくるわけです。

そして、所有者がはっきりしていて希少価値があるということは、このNFTというのは売買できるんです。

今まで、あなたがスマホで撮った写真を人に売ることってできましたか?

プロカメラマンなどは別ですが、基本的にはその辺でペペッと撮った写真とかは売れないですよね。

でもこれからは、NFT化すれば売れるんです。

売る人がいて買う人がいる。さらにそれをまた売って買う人がいる。こうしてNFTは市場に流通されて価値がついていきます。

もう一つ、ゲームを例にしてみましょう。

僕も昔からドラクエとかFFとかでバリバリやってきた世代なんですが、例えばドラクエとかで、自分のいらなくなったアイテムを売れたら凄くないですか?
ゲーム内ではなく「現実世界」でですよ!

「はやぶさの剣」装備することにしたから、もう「メタルキングの剣」いらないや!(そんなやついるか….ww)みたいな場合、「メタルキングの剣」どうしますか?

今まではとりあえずそのまま持ってるか、売れるならゲーム内でゴールドにするとか….
それくらいしか選択肢がありませんでした。

でも、これらのアイテムがNFTになったら、これからは「現実世界」で売れるんです!
まだ弱い装備しかない人は喉から手が出るほど欲しいですよね(笑)
「メタルキングの剣」ぐらい強ければ価値も高まりそうですね。

これがNFTの世界です。

世界最大のNFT売買所 -OpenSea-

NFTは売買できると言う話をしましたが、どこで売買できるのでしょうか?

NFTは「デジタル」なものですから、その売買場所は「インターネット」の世界です。

ネット上にNFTを売買できる場所(お店みたいなものですね)があって、そこで売買できます。

世界最大のお店がOpenSea(オープン シー)と呼ばれる場所です。

https://opensea.io

ここでは、普通のお店みたいに、日々いろいろなNFTが取引されています。
それも、インターネットを通じて全世界で。

時には何千万円という高額な取引がされている場合もあります。

何千万!?というと、そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、NFTの世界ではよくよくある光景なのです。

まとめ

しまりす

NFTについてなんとなく分かった?

ママっち

えっと、
■NFTはNon-Fungible Token(ノン ファンジブル トークン)の略
■デジタルデータを所有できるようになり、それを証明できるようになった
■希少性ゆえの価値
って感じかな?

しまりす

そうそう!大体そんな感じ!!
遂にデジタルデータを所有する時代が来たんだよ!

しまりす

日本のNFT人口はまだ15,000人くらいと言われていて、
全人口のたった0.01%くらい。
今から学んでおくことで、これからの人生が豊かになるかも!

ママっち

とりあえず私もこの絵を売るところから始めてみるね(^^♪

しまりす

・・・なめんなや

NFTは、デジタルな所有物に対して、一点物の価値を与えてくれます。

日々OpenSeaなどで取引されており、時には数百円で買ったものが何十万円という価格に跳ね上がることも。

とは言え、日本のNFT市場はまだまだ発展途上です。現在、およそ1万5千人のユーザがいると言われていますが、まだまだ日本の人口1億2千万からすると0.01%ほどです。イノベータ理論だと、まさに「イノベータ層」

イノベータ理論

しかし海外では、AdidasやNIKE、Tiffanyなど、有名企業が既にNFTをビジネスに取り入れて、大きな利益を出しています。
日本でもようやく大手企業などが参入してきて、今後どんどん伸びる市場だと言われています。


インターネットと同じように、NFTの技術が私たちの日常生活に溶け込んでいくのも時間の問題です。ぜひぜひ今の内からNFTについて学び、これから発展していく市場にいち早くコミットできるよう準備しておきましょう!

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この記事を書いた人

★2022年にSTEPNからCryptoの世界へ参入
★本業は二児の父、兼エンジニア
★インスタとブログでNFTの楽しさを伝えていくよ

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